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脳梗塞後遺症

執筆者の写真: 嵯峨守人嵯峨守人

代表的な脳梗塞後遺症に片麻痺があります。

脳は左右に分かれていて、右の手足は左の脳が、左の手足は右の脳が主に担っているので、

右脳梗塞になると左の手足に麻痺が生じる場合があります。

”麻痺” は ”運動” および ”感覚” どちらに対しても使いますが、

”片麻痺” と言った時は ”運動麻痺” を指している場合が多いようで、

感覚の場合ははっきりさせるため ”感覚障害” と表現する場合が多いと思います。

片麻痺は簡単に言うと、”力が入らない” または ”力が入りすぎている” または 

”決まったパターンでしか力が入らない" 状態で、運動のコントロールができない・しにくい状態です。

コップを掴もうとして、手が震えてしまう ”失調” や ”振せん” もコントロールできていない状態ですが、”片麻痺”とは言いません。


片麻痺に対するリハビリテーションは ”如何に筋緊張をコントロールするか” です。

どうしてもコントロールしにくい手足に注目しがちですが、

実は目立たないけれど胸・おなか・腰にも麻痺があり、

こちらをうまくコントロールできないと、そこに付いている手足もうまくコントロールできません。

当施設で使用している ”mediVRカグラ” は椅子座位での左右交互のリーチ動作を行うことで、体幹・上下肢のコントロールの獲得を目指します。VRを利用した、視覚情報の制限 × 空間上での点推定 ×〈視覚・聴覚・触覚・振動覚〉による多感覚生体フィードバックは ”mediVRカグラ” でしか体験できません。

ぜひ一度お越しいただき ”mediVRカグラ” をご体験ください!!


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